人気の幼児教育「リトミック」とは?|保育システムNavi

人気の幼児教育「リトミック」とは?

2018.5.24 保育お役立ちコラム
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スイスの音楽教育家、エミール・ジャック=ダルクローズが考案した教育法「リトミック」。
子どもが子どもらしくあるために、子どもの目線に合わせた指導を展開する、今注目されている幼児教育の一つです。
そんなリトミックについてご紹介します。

■リトミックとは

音楽教育がベースであるリトミック。音楽になれ親しみながら子どもたちの能力を引き出していく教育方法です。

赤ちゃんのはじめての習い事としても人気を博しています。その構成は次の3つです。

●生活習慣

言語や数、感覚などをテーマにした教材を使用し、自主性や集中力、自立心や責任感など子どもたちの発達しようとする力を育成します。

●音感教育

リズム感や音感を培うため、身体全体で音楽になれ親しみ反応させていきます。

●「情操教育」

自然や生活など身近にあるいろいろなテーマにした音楽を通じて、自己表現する力を学び、豊かな感受性を育みます。

■幼児リトミックの目的とは

リトミックは音楽教育のベースを作ることが本来の目的です。

しかし、幼児リトミックの場合は子どもたちの豊かな人格形成を目的とし、その多くが音楽教育にとどまりません。

自己表現をできるように、音楽を使って楽しみながらトレーニングをしたり、たくさんの子どもたちが一緒にグループで音楽を楽しむことで協調性や社会性を学んでいきます。

音楽を使って子どもたちが持つ能力を引き出し伸ばしていくことが大きな目的となりますが、もちろん生涯に音楽を楽しめる基礎を作る本来のリトミックの目的にもつながります。

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