ドキドキ・ワクワク♪お泊り保育|保育システムNavi

ドキドキ・ワクワク♪お泊り保育

2025.5.25 保育お役立ちコラム
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年長児のビッグイベントのひとつに「お泊り保育」があります。
はじめて親元を離れて夜を過ごす子どもたちにとって、ドキドキとワクワクがつまった大冒険。保育士の先生たちにとっても、子どもたちの成長を間近で感じられる貴重な機会となるでしょう。
そんなお泊り保育のねらいや準備のポイント、当日の対応についてご紹介します。

お泊り保育ってどんな行事?

お泊り保育とは、園に宿泊して一夜を過ごす特別行事です。
夕食作りやキャンプごっこ、就寝準備などを通じて、自分のことは自分でする力や友だちとの協力を体験的に学びます。
主な目的は以下のようなものです。

・生活習慣の自立を促す
・仲間と過ごす楽しさ・絆を深める
・家族のありがたさに気づく
・自信を持って卒園・就学に向かうきっかけにする

事前準備のポイント

保護者への丁寧な説明

「夜泣きしないか」「ちゃんと眠れるか」など、保護者の不安はつきものです。
事前説明会では、当日の流れや持ち物、子どもたちへの声かけなどを丁寧に伝え、安心して送り出してもらえるようにしましょう。

子どもたちへの心の準備

少しずつお泊り保育を意識づける活動を取り入れておくのがおススメです。
・絵本や紙芝居で“お泊り”のイメージを膨らませる
・シュラフ(寝袋)体験やパジャマでお昼寝体験
・「○○先生と寝るんだよ〜」など楽しみになる話題を共有

当日の工夫と保育士の対応

活動は“ちょっと特別”に

お泊り保育では、いつもの園生活と違う特別感を大切にしてあげましょう。「ちょっと怖いけど、先生と一緒だから大丈夫」という安心感が、子どもたちの自信につながります。
・カレーやピザ作りなどの食育体験
・手作りランタンで夜の探検ごっこ
・お楽しみのキャンプファイヤー風レクや絵本タイム

夜間対応は万全に

トイレや夜泣き、体調不良などに備え、職員配置と連携をしっかりと準備することが大切です。
緊張や寂しさから涙が出る子には、やさしい声かけとスキンシップを。どの子にも「安心して寝られる環境づくり」を心がけましょう

お泊り保育の持ち物リスト(例)

以下は、園児向けの持ち物リストの一例です。園の活動内容や施設の状況に応じて、調整してください。
すべての持ち物に名前の記入を忘れずにしてもらいましょう。

・着替え一式(上下・下着・靴下)…汚れたときのために1セット多めに
・パジャマ…着脱しやすいものがおすすめ
・タオル(フェイスタオル・バスタオル)…体拭き用と手洗い用に2〜3枚
・歯ブラシ・歯みがき粉・コップ…小さな袋にまとめておくと便利
・ビニール袋(汚れ物用)…2〜3枚準備しておくと安心
・上履きまたはスリッパ…室内履きとして使用(園の方針により)
・水筒…飲み慣れたものを持参
・ハンカチ・ティッシュ…ポケットに入れて使えるように
・お気に入りのぬいぐるみや安心グッズ…寝るときにあると心強い子も
・おたより帳・名札など…園で使用しているものがあれば一式

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