ICTシステムを園に導入してほしい保護者は8割超|保育システムNavi

ICTシステムを園に導入してほしい保護者は8割超

2022.9.30 保育お役立ちコラム

クオリテック株式会社が行ったお子さんが幼稚園・保育園に通っている保護者を対象にした「保育ICTの実態」に関する調査。
その調査結果が公表されました。
保育施設がICT化が進んでいるか、ICT化にどのようなメリットを感じているかなどの質問がされ、保護者の声も挙げられています。
保護者の子育て支援にもつながるため、保護者がどのようにICT化を感じているか見ていきましょう。

保育のICT化は進んでいるか

「お子さんが通っている園では保育のICT化が進んでいると思いますか?」の質問の回答
とても進んでいると思う(5.5%)
どちらかといえば進んでいると思う(31.5%)
あまり進んでいないと思う(41.7%)
まったく進んでいないと思う(21.3%)

保護者からみるとほいくのICT化は6割以上が進んでいないと感じているようです。
保育士としても転職先がICT化が進んでいないと仕事に支障をきたすこともあるでしょうから、条件として大切になりますね。

保育のICTにあるメリットとは

「保育のICT化が進めばどんなメリットがあると思いますか?」の回答。
欠席、遅刻、延長保育などの連絡が簡単にできる(71.3%)
緊急連絡をタイムロスなく受けられる(56.1%)

上位3つから選ばれましたが、どの多くの保護者が保育施設への連絡がスムーズになることにメリットを期待していることがわかりました。
連絡する頻度が多い保育施設、忙しい保護者にとって保育施設への連絡は時間をとられるものです。
保育士にとっても電話対応は時間に追われているときになかなか対応が難しくなったり、ミスや情報共有が難しいこともあります。
連絡・情報共有が簡単になることは保護者だけでなく施設側にもメリットになるでしょう。

どのような面でICTに化を進めてほしいか

「どのような面で保育のICT化をしてもらいたいですか?」との質問の回答。
欠席、遅刻、延長保育などの連絡(71.9%)
緊急連絡(57.5%)
保育記録の閲覧(50.6%)

期待するメリットからも分かる通り、保育施設側との連絡や情報共有のスムーズさを求めてICT化を望む保護者が多いことがわかります。
保育記録の閲覧に関しては、必要尾なときに情報を共有できるためいざというときにシステムを利用することが期待されているようです。

ICTシステム化をすすめるべきと思う保護者の声

「幼稚園・保育園のICT化を進めるべきだと思いますか?」の質問では、8割以上の方がそう思うと回答しました。
そこで保護者のそう思うという声をご紹介しましょう。

●とてもそう思う
・対面だと時間を取られるし、紙だと見るのを後回しにしてしまう(30代/女性/沖縄県)
・口頭でのやりとりは忘れるから(40代/女性/岐阜県)

●ややそう思う
・保育園、幼稚園などに安心して預けられるから(30代/女性/兵庫県)
・電話で連絡しなくてもいいのが助かる(30代/女性/東京都)

密でスムーズなやりとりが可能になる保育ICT化。
今後も保護者や保育士から導入が期待されることが伺えます。

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