年次有給休暇取得義務化!ICT化のメリット|保育システムNavi

年次有給休暇取得義務化!ICT化のメリット

2021.6.25 保育お役立ちコラム
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2019年4月より労働者の有給化取得が義務化されました。
そのルールに基づいて年5日以上の有給休暇を雇用側が与えることが定められています。
また、年次有給休暇管理簿の作成義務も発生しました。
多忙な保育施設運営の中でさらなる管理業務は負担です。そんな業務負担をICTシステムで軽減しましょう。
こちらでは年次有給休暇管理簿ICT化のメリットをご紹介します。

年次有給休暇管理簿とは

厚生労働省より作成が義務づけられた「労働者の有給を管理するための帳簿」である「年次有給休暇管理簿」。
年次有給休暇管理簿では、以下の3点が義務づけられています。

基準日:労働者に対して年次有給休暇を取得する権利を付与した「日」
日数:基準日から1年以内に有給取得した日数(半日単位、時間数なども含む)
時季:労働者が年次有給休暇を取得した具体的な日程

時季の指定については、労働者が意見を聴取する必要があり、できる限り希望に沿った形で付与することが大切です。

年次有給管理をICTでするメリット

深刻な人手不足の保育業界では、有給の管理まで手が回らないというケースが多いでしょう。
効率化のためにICTシステムを活用する企業も増えています。ICTシステムを活用することでどのようなメリットがあるのでしょうか。

業務効率化が期待できる
「年次有給休暇管理簿」の作成には、職員それぞれの有給休暇の取得状況や付与日数の確認が必要になります。
こうしたことを手作業で集計するとかなりの業務負担になるでしょう。
保育事務員を雇っている場合は担当者が効率化を図る場合もありますが、事務員を雇用せず保育士や園長先生が勤怠管理を行っているケースもあります。
そういった場合にICTシステムを活用すると集計や管理など一括で行えるため作業効率化が期待できるのです。

連絡・共有ミス削減につながる
パソコンやエクセルで年次有給休暇管理をしている場合や、紙媒体で管理している場合、どうしてもミスに繋がる可能性があります。
ICTでシステムを活用することで有給休暇取得日数だけでなく、シフトや休暇日数などに紐付けて自動で集計することができるのです。
有給休暇の残り日数などもICTシステムによって一覧で確認できるため、管理者も保育スタッフと同様の画面で確認でき、連絡や共有ミスを防ぐことができます。

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