保護者の信頼を得る連絡帳の書き方|保育システムNavi

保護者の信頼を得る連絡帳の書き方

2018.8.17 保育お役立ちコラム
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ICT化が進んでいるとはいえ、まだまだ手書きの連絡帳が保護者と保育士をつなぐコミュニケーションの場になっています。

伝わり安い書き方をしていると保護者の信頼を得ることができるので、コツを掴んで書きましょう。

■連絡帳で書くべきこと

保育士が連絡帳に書くべき事項は、睡眠や食事など子どもの健康状態に関すること、保育園の行事やできることになったことなどの保育園での出来事、今後の行事や持ち物など事務的な連絡です。しかしこれを羅列するだけでは保護者のニーズに応えているようには受け取られません。保護者が知りたい情報をわかりやすく伝えるのが大切なのです。

■連絡帳書き方のコツ

連絡帳はいわば保護者との交換ノートのようなもの。保護者が知りたい情報をわかりやすく伝えるようにするのがコツです。

●一つの事柄にしぼる

保護者は子どもたちが何をして過ごしたのかではなく、どのように過ごしたのかが気になる傾向にあります。他の子どもたちにも当てはまる行事での行動ではなく、一人に終点を当てて、印象に残っているエピソードを具体的に書きましょう。

●子どもの感情を加える

エピソードに関する子どもの表情や感情、興味を覚えた様子を入れたり、その子自身が発した言葉を引用したり、その子の行動に関して保育士自身がどう思ったかの感情を加えると、丁寧に保育にあたっていることが伝わります。

●ポジティブに

保護者にとって、連絡帳は大切な成長記録にもなります。できるだけポジティブな表現で書くように意識しましょう。
しかし、どうしても伝えなければならないお友達とのいさかいやケガなどのネガティブ情報を記入する場合は、誤解をまねくような表現をさけ、口頭でも保護者に説明するようにしましょう。

●連絡事項はわかりやすく

提出期限のある連絡や、行事の予定などは保護者がパッとみて目をひくように工夫します。
付箋をはったり、色ペンで目立つように工夫することによって、目を通してもらうようにしましょう。

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