知っておきたい!インターナショナルスクールの基礎知識|保育システムNavi

知っておきたい!インターナショナルスクールの基礎知識

2020.10.9 保育お役立ちコラム
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「インターナショナルスクール」が、保育施設として需要が高まってることをご存知でしょうか?
保育施設の種類によって保育士に求められる役割も変わってきます。
「インターナショナルスクール」が一般の保育施設とどのように違うのか基礎知識をご紹介しましょう。

■インターナショナルスクールとは?

一言で言うと「海外の文化を取り入れた保育施設」。
外国籍の子や、両親が外国人で海外の文化が生活に根付いている子、両親が日本人でも生まれや育ちが海外の子など、現在日本で生活している子どもたちが通っています。
日本文化に馴染みがない子どもたちにとってインターナショナルスクールは慣れ親しんだ言葉や表現ができ、意思疎通のストレスがない貴重な施設です。
昨今では日本人の両親のもと日本で生まれ育った子も英会話のスキルや海外の文化に触れさせたいという教育方針から、あえてインターナショナルスクールを選んでいる場合もあるので、一概にインターナショナルスクールに通う子は外国人か、海外で暮らした経験がある子というわけではありません。
また、ほとんどのインターナショナルは私立です。保育施設のカテゴリーは認可外施設となります。

■インターナショナルスクールの特長

海外の文化を柔軟に取り入れた施設であるインターナショナルスクール。
両親が日本人で日本文化に親しんできている場合、その価値観の違いに驚く場合もあるでしょう。
そこがインターナショナルスクールの特長であり、はじめて家庭からはなれ、集団生活に参加するタイミングであればさまざまな週間を受け入れやすいので、子どもたちにとって良い経験になります。
英会話に対する苦手意識がなくなりやすいですし、多国籍のお友達がいれば、多様な価値観を受け入れやすくなるでしょう。
「これが普通」という常識や価値観にとらわれないので進学や就職でグローバルな環境に身を置きたくなるでしょうし、未来の道も切り開くなりやすくなります。

■インターナショナルスクールの保育士としての仕事

インターナショナルスクールの仕事内容自体は他の保育施設で行う業務と大差ありません。
クラス担任を受け持ち、子どもたちの遊びや成長、学びのサポート、生活習慣の指導などを行い、それに付随する事務作業がついてきます。
その上で求められることは英語をはじめとした外国語の知識です。
他の保育士や講師、保護者との日常的なコミュニケーションは英語であることが少なくありません。
また、英語だけでなくそれ以外の言語や多様な文化の対応を求められることもあります。

■インターナショナルスクールで働く場合に必要なこと

前述どおり、コミュニケーションの方法である語学力は必要です。
保育施設によっても違いますが、日常会話レベルで十分の場合もあれば、高いレベルを求められる場合もあります。
応募する場合、求人情報で詳しいことがわからなければ応募前に問い合わせましょう。
求人数には限りが有るので、なかなか働き先を見つけられることもあります。
しかし、インターナショナルスクールに対応人材は限られているので、人材が足りていない場合、応募者はかなり期待されるでしょう。
求人情報をこまめに確認し、外国語にまつわる資格取得を目指して語学力を伸ばしておくことが必要です。

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