「ここdeサーチ」で企業研究|保育システムNavi

「ここdeサーチ」で企業研究

2020.10.16 保育お役立ちコラム
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保護者向けですが、保育園や幼稚園などの情報を一括で検索できるサイトが内閣府より公開されました。
事細かな保育施設の情報が掲載されています。転職の際に企業研究として役立てることができるのではないでしょうか。
こちらでは内閣府の「ここdeサーチ」についてご紹介しましょう。

「ここdeサーチ」とは

来春の保育園探し(保活)が秋から本格化するのに合わせて、内閣府が公開した「ここdeサーチ」
これまで保育施設の種類ごとにバラバラだった保育施設の情報が、現在地付近はもちろん、自宅や職場、最寄り駅近くなど自由キーワードでもまとめて検索ができます。
保育の中身に関わるデータも比較できるので、転職活動中にも利用できるでしょう。

「ここdeサーチ」の検索概要

「ここdeサーチ」のトップページはまず検索から始まります。
「近くの施設を探したい」を選択すると、近くの住所が細かく別れて表示されるので、その中から知りたい地域を選ぶと地図と保育施設の情報が表示されるのです。
また、「もっと詳しく調べたい」を選択すると、キーワード検索、知りたい地域、自宅地域、最寄り駅などから場所をを検索する方法と、保育施設の種類から検索する方法に別れて絞り込めるようになっています。
ベビーシッターなど住所が非公表のものも検索可能なので、幅広く保育士資格を活かして働きたいという方は参考に検索してみるといいでしょう。

「ここdeサーチ」の情報

子どもたちの定員や実費負担などの保護者向け基本情報はもちろん掲載されていますが、そこに職員の経験年数や配置の手厚さなど、保育の中身にかかわるデータも載せてあります。
保育園探しで保護者が自力で集めなければならなかった情報を、自治体から提供される以上に国がまとめてくれたという感じでしょうか。
保護者の負担軽減につながりますし、転職者のほしい情報もまとめられていると考えられます。
情報掲載の対象となる保育施設は認可保育園、認定こども園、0~2歳児対象の小規模保育園といった地域型保育事業、企業主導型保育園、ベビーシッター、ベビーホテルなどの認可外保育園など。
幼稚園は「子ども・子育て支援新制度」に加入していない一部の園だけ、自治体によって含まれていません。
以下のような細かい情報が掲載されています。求人票を見比べるプラスの情報として使えるでしょう。
●職員の情報
・常勤・非常勤の人数、有資格者の人数、居宅訪問型保育研修や家庭的保育者等研修、子育て支援員研修を受けた人数など
●教育・保育の提供内容に関する特色
・年間行事予定や食育、外遊びなどの情報、保育理念や保育目標、保育内容
・苦情や相談窓口の取り組み
・本園・分園の有無

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