グローバルオンライン異文化体験「あしたばドア」|保育システムNavi

グローバルオンライン異文化体験「あしたばドア」

2020.10.23 保育お役立ちコラム
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保育園にいながらにしてオンラインで世界とつながり、子どもたちに異文化体験を提供する「あしたばドア」。
株式会社あしたばマインドが運営する明日葉保育園で開催されました。
体験した子どもたちの様子はどうだったのでしょうか。

■あしたばドアとは

海外にいる講師と保育園をZOOMでつなぎ、モニターの向こう側の世界を子どもたちが体験するグローバルオンライン異文化体験プログラム「あしたばドア」。
世界とオンラインでつながることを通して、保育園にいながら世界のあちこちを見て歩くというコンセプトで、子どもたちにわくわくする体験を提供するプログラムです。
株式会社シンクアロット、株式会社ぐんぐん、株式会社あしたばマインドの共同開発で、幼児向け教育プログラムとして開発されました。
一般的な園内で取り組まれる英語教育とは違い、モニターを通して異文化や英語に自然と触れていき、わくわくする体験だと子どもたちが認識することが特徴です。

■フィリピンの講師とふれ合う

保育園では子どもたちに「フィリピンにいる先生のお友達と遊ぼう」と伝えていました。
子どもたちとフィリピンについて調べたり、国旗を作ったりと準備。
海外の人とつながるという貴重な体験に子どもたちはわくわくしていました。
当日は画面の向こうのフィリピンの町歩きなどを通して異文化交流を図ります。

■あしたばドアと子どもたちの様子

ビデオ通話アプリのZOOMを通してモニターのむこうで子どもたちを向かえてくれたのは、フィリピンのノーマン先生。
まずは英語を使った明るい笑顔で子どもたちを歓迎します。
子どもたちも自分達で作ったフィリピンの国旗を画面越しに見せてご挨拶。
ノーマン先生がフィリピンの市場や果物、現地で使用されている日本のものとは違うお金を映して、現地で買い物をしているような感覚で映像が流れていきます。
日本では見られない光景に子どもたちは興味津々。
園でも行われるようなレクリエーションも行われましたが、それはフィリピン仕様。
フィリピンのじゃんけんや動物当てクイズなどで子どもたちは楽しい時間を過ごしました。

■広がる交流

後日、保育士と一緒に子どもたちがノーマン先生に今回のプログラムに対するお礼の手紙を郵送。
そのお礼のお返しにノーマン先生からはビデオレターが届きました。
「お手紙ありがとう またいっしょにあそぼうね」というノーマン先生に子どもたちの歓声が聞こえてきそうです。
プログラム開発のグループ会社は、今回はトライアルとして子どもたちに「あしたばドア」を体験してもらいましたが、この成果から本格的に取り入れ、今後も世界と繋がる保育を実現することを伝えています。
保育のICT化が進むとともにこうしてグローバルな異文化体験が保育現場に今後広がっていくことが考えられるでしょう。

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