ICTでスキマ時間にキャリアアップ|保育システムNavi

ICTでスキマ時間にキャリアアップ

2021.6.4 保育お役立ちコラム
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保育士の待遇改善にはキャリアップが不可欠です。
大きな保育サービスのグループは独自のスキルアップ・キャリアアップ研修を設けているところもありますが、多くは厚生労働省が管轄となる「保育士等キャリアアップ研修」の講座を受講してキャリアを重ねていきます。
しかしコロナ禍で講座が中止や延期になったり、感染リスクを避けるために研修に参加することを難しいと考える保育施設も少なくありません。
そこでスキマ時間にキャリアップ研修が可能なICTシステムがリリースされました。

CareRaku(キャリラク)

厚生労働省保育士等キャリアアップ研修のガイドラインに準拠したeラーニングが受講できるサービス「CareRaku(キャリラク)」。
有名講師が監修した高品質な教材で、個人や保育施設での導入はもちろん、自治体や研修団体が導入することも可能なICTシステムです。
現在は大阪府で「保育士等キャリアアップ研修」として認定され導入されており、提供エリアが拡大中です。

スキマ時間を利用

コロナ禍の感染防止はもちろん、もともと忙しい保育士は開催頻度や業務の都合で講座への参加が難しいものです。
そこでスキマ時間に利用できるように5〜15分で受講できるよう工夫されています。
業務の合間にも受講が可能なので園の運営者や管理者が保育士が受けやすい環境を整えるだけで、将来のリーダーを担う人材育成が可能になるでしょう。

新しい気づきをうむ

学びやすく実践まで理解を深められるカリキュラムとなっているため、新しい気づきを生むと好評を得ています。
講師の先生の解説だけでなく、ほかの受講者の演習問題やまとめレポートの回答を閲覧できるため、そこで新しい気づきを得てさらに理解を深めることが出来るのです。
受講をするだけでは「知っているレベル」で終わってしまう可能性がありますが、テストやレポート提出で「実践できるレベル」まで理解を深めていきます。

受講必須に向けて

2017年に保育士の処遇改善と専門性強化を目的として制度化されたのが「保育士等キャリアアップ研修」です。
2022年度には対象保育士の受講が必須となります。
これまでは集合研修のみが対象になっていましたが、「CareRaku」の登場により受けたくても受けられないという保育士に改善が見られるようになるでしょう。

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