子どもが言うことを聞いてくれないとき|保育システムNavi

子どもが言うことを聞いてくれないとき

2019.11.22 保育お役立ちコラム

保育士は子どもとの関わりのプロですが、毎日の保育の中で悩みや迷いがなく子ども達と関われるわけではありません。むしろ真剣に向き合っているからこそ子どもの対応に迷うことも。「言うことを聞いてくれない」というのも悩みの一つです。

子どもが言うことを聞かないときの改善案

主にいうことを聞いてくれないと感じる場面が以下のような場合です。

●活動内容を伝えようと思っているのに話を聞いてくれない
●話を聞かない子どもが多くクラスがまとまらない
●危険なことなどを注意してもやめようとしない

話を聞いてくれないことで怪我や事故につながったりすることは避けたいですし、日々の保育でストレスを感じる原因になることも。
そこでまずは、子どもがどうして言うことを聞いてくれないのかを振り返ってみましょう。言うことを聞いてもらおうという思いが強く、常に大声で話している状態になっていませんか?常に大きな声で話していると本当に伝えたい場面で伝わりません。
活動内容を伝えたい、子どもが話を聞いてくれなくてクラスがまとまらないという場合に話を聞ける雰囲気をつくるということが大切です。

●手遊びをする
●ピアノ伴奏つきで歌を歌う
●絵本や紙芝居、ペープサートなどで子どもの注意を引く

まずは子どもの注目を引くようにしましょう。活動内容の導入となるような歌や絵本が選べるとなおさらよいですね。子どもの気持ちが保育士に向いたところで話を始めれば、大きな声を出さなくても落ち着いた雰囲気で聞いてくれます。
ケガや事故につながるような危険がある場合は、大声を出してでも止める必要があります。「危ない」「止まって」と短くわかりやすい言葉で伝えましょう。その後に子どもの目線となり、どうしていけないのかを真剣に伝えるようにします。
友達同士のトラブルの場合も同じです。ケガに繋がりそうなときは、まずその状態を止めます。その後、真剣に話をすると効果的です。保育士の真剣な思いは子どもにも伝わります。
子どもはまだまだ学習の途中です。何度も同じことを繰り返しますが「また同じことをして・・」という気持ちをぐっとこらえ、何度も繰り返し伝えてあげてください。

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