残業なしの働き方について|保育システムNavi

残業なしの働き方について

2019.10.25 保育お役立ちコラム

保育士の残業問題について、改善の声が上がっているもののまだまだ悪循環にある保育園は多いのではないでしょうか。疲れてしまい、保育士を辞めたいと思うことがあるなら働き方を変えるのも一つの手です。保育士の残業なしの働き方や職場について考えてみましょう。

残業なし!残業少なめの保育士求人とは?

●契約社員保育士
契約社員は、園との契約によって働き方が大きく異なります。あらかじめ勤務時間や給与面など細かい雇用条件を決めているはずなので、契約によって残業なしで働けるはずです。
●パート保育士
パート保育士は完全時給制のため、基本的に残業はありません。ただ行事など多忙なときは頼まれることもあるかもしれません。その分はきちんと給与の反映されるはずです。
●派遣保育士
基本的には時給制のためほとんど残業はありません。派遣の場合、残業は派遣会社との契約違反になってしまうため、むしろ残業はさせないようになっています。もし、残業した場合は手当がつきます。派遣法で守られているので、基本的にサービス残業などはありません。

残業の少ない保育施設は?

●公立保育園
公立の保育園は、開園時間は多少の違いはあるものの8時間勤務が基本です。勤務体制は自治体により管理されているので、やむを得ず残業をする場合でもサービス残業はありません。
●残業なしの保育園
すべての保育園が必ずしも残業があるというわけではありません。保育園でも【持ち帰りの仕事なし】【サービス残業なし】という求人も多く見かけるようになりました。保育士不足、保育士離れを食い止めるため、少しでも働きやすい環境にしようとする保育園も増えています。
●託児所・その他の保育施設
託児所は独立した施設の他にデパート、商業施設内に「一時預かり保育」、企業内や病院内託児所など様々な形態があります。保育園との違いは、託児所では大きな行事やイベントなどは実施しないので保育園のような残業はないでしょう。その他にも福祉施設や幼児教室など、保育士資格を活かせる職場は多数あります。

保育園での労働環境が良いか悪いかは、園長の考えが大きく影響することが多いです。どんなに職員が工夫しても園の体質が変わらないことも少なくないようです。
保育士の資格を活かせる職場は、保育園以外にもいろいろあります。残業の実態はわかりづらいことが多いため、専門の求人サイトやコンサルタントに内部事情の情報を提供してもらうようにしましょう。

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