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小規模保育で働くデメリット

2018.6.28 保育お役立ちコラム
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2015年に始まった「子ども・子育て支援新制度」によって規定が緩和され、今までは認可外だった小規模保育施設が国や自治体から補助を受けられる認可園として運営できるようになりました。
マンションの一室やビルの一角などでお開設できるので、首都圏を中心に急激に数が増えています。
実は人気の小規模保育園。では、小規模保育園で働くデメリットとはなんでしょうか。

■保育士一人ひとりの責任が重い

2歳児以下の乳児たちがメインなので、体調不良でも自分の口で訴えることは難しいものです。
同じ小規模保育園でも、施設の種類によっては資格のない職員も多いので、フォローが必要になります。
乳児保育の感染症対策やケガ帽子のための専門知識のほか、施設全体に気を配ることができるような高いスキルが要求されるのです。
子どもたちも少ないですが、職員の数も少ないため人間関係が濃くなりやすいのもデメリットのひとつ。
代わりもきかないので、突発的な休みを取りづらい傾向にあります。

■保育室が狭い・園庭がない

都市部に集中しており、利便性の高さもメリットのひとつであるため、保育室が狭く園庭のない園が多い小規模保育園。
乳児向けの施設ということで保育室が狭い場合もあります。低月齢児とはいえ、規模の大きな保育園よりは人間関係が狭くなりますし、体調不良の園児とそうでない園児を分けることができず、感染症が蔓延しやすいこともデメリット。
その反面、開園したばかりの施設が多いので、新しい建物に設備が整った保育園は多く、絵本やおもちゃなどの備品も充実しています。

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