乳児保育の魅力|保育システムNavi

乳児保育の魅力

2020.6.19 保育お役立ちコラム
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企業主導型保育施設や企業内保育、認可園でも小規模認可園であれば乳児保育のみの保育園も多くあります。
それだけ0〜2歳の乳児の保育ニーズが高いのです。乳児保育とはどういった保育を行うのでしょうか。
保育士が転職先として考えた場合、なにを気を付けておけばよいのでしょうか。
今回は乳児保育の魅力をご紹介します。

子どもと丁寧に信頼関係が築ける

子ども3人につき保育士が1人対応するため、担当する子どもの人数が少ないことが乳児保育の特徴となります。
そのため、子どもたち一人ひとりとじっくり関わることが可能です。
丁寧に信頼関係を築くことができるでしょう。
また、乳児保育は園全体の園児定員も少ないため、アットホームな雰囲気の中でゆったりと保育ができるというメリットがあります。
自分の担当する子どもだけ、自分のクラスだけということはなく、園全体で保育をしているという環境になっているのです。
縦にも横にも目が届くため、保育士同士の関係も築きやすいという魅力があります。

乳児の成長を支えている実感

0〜2歳の乳児は人として形作られる上で、人生の中でも劇的に変化する期間と言われています。
特に「できること」が増え、成長していく様子が目に見えて分かりやすい時期です。
●昨日までは歩けなかった子どもが歩くようになった
●少し前まで一人でできなかった着替えができるようになった
●お腹かがすいた、眠くなったなど自分の気持ちを泣いて伝えることしかできなかった赤ちゃんが、言葉で意志を伝えようとするようになった
このようにからだも心も大きく成長していきます。
そして、その成長には大人の手助けが大切です。大人との関わりの中でできることが少しずつ増えて、成長していく子どもたち。
はげましたりできたことを褒めたり、してはいけないことを教えたりして社会性も身につけていきます。
この時期の子どもたちの成長はわかりやすいので、保育士としての自分の関わりが子どもたちの成長を支えているという実感が得やすいでしょう。
一緒に驚いたり、一緒に考えたり、その成長の喜びを共有できるのは乳児保育の大きな魅力といえます。

保護者との信頼関係が築ける

保護者にとって乳児保育のクラス担任である保育士は心強い味方です。
特に新米ママや新米パパにとって育児は手探り。日々思い悩んでいる保護者も少なくありません。
日々顔を合わせ、子どもの様子を事細かに伝えてくれる保育士に相談したいことはたくさんあるでしょう。
保育のプロとして自分の助言によって保護者が安心した様子をみせてくれることは、大きな自信につながります。
信頼して相談してくれる保護者としっかり信頼関係が築けるように、子どもたちの観察を行いその成長を見守りましょう。
そして、いつでも保護者の悩みに的確なアドバイスができるよう、スキルアップを怠らないようにすることが大切です。

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