企業主導型保育の転職デメリット1|保育システムNavi

企業主導型保育の転職デメリット1

2020.4.17 保育お役立ちコラム
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保育士が企業主導型保育園に転職した際、どのようなデメリットがあるのでしょうか。
企業主導型保育施設には運営する企業、保育施設、保育士それぞれのメリットデメリットがありますが、こちらでは保育士のデメリットをご紹介します。

開所時間が長い

運営する企業や企業主導型保育施設によっては開所時間が長いことがあります。
もともと認可園より開所時間が長く規定されていますが、その間保育士が在所していなければ行けないので、シフトが複雑になることも。
休日も土日祝日が休みなどではなく、企業の休日の設け方によっては不定気になることもあるでしょう。
例えば「24時間営業」や「年中無休」の企業が職員のために開設している企業主導型保育施設であれば、その勤務形態に対応しなければいけません。
年中無休で24時間営業であれば、保育士は早朝から深夜までさまざまなシフトで勤務することになります。
もちろん固定勤務もあるでしょうけれど生活が不規則になるほどの勤務形態の場合もあるので、入職する前にきちんと確認しておきましょう。

正社員保育士の負担が大きい

保育士資格をもつ正社員保育士は、企業主導型保育施設の場合、負担する仕事の量が多くなりがち。
企業主導型保育施設では、保育士有資格者は職員全体の二分の一以上いれば基準を満たすので、半分近くは無資格の職員が働いている場合もあるためです。
必然的に保育士資格を持っている職員に大きな仕事が割り当てられやすくなります。
保育士資格を持っていて、なおかつ正社員の保育士ともなれば、さらに責任を負わされ、プレッシャーに感じてしまうでしょう。

仕事へのモチベーションが上がらない

無資格の職員は子どもたちと接するより、園舎の掃除をしたり、子どもたちの後片付けをするなど保育アシスタント的な役割なので、保育士資格を持っている職員と一緒に「保育をよりよくしていこう」という意識はなかなか共有できません。
もちろん無資格の職員でも社会に貢献したい、質の高い保育を目指したいと向上心を持っている方はたくさんいらっしゃいます。
しかしそうでない場合、保育の質を保つことが難しい場合も。
どうしてもゆったりした保育にひっぱられてしまうので、保育士は仕事へのモチベーションが下がることにつながるでしょう。

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