企業主導型保育の転職デメリット2|保育システムNavi

企業主導型保育の転職デメリット2

2020.4.24 保育お役立ちコラム
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保育士が企業主導型保育園に転職した際、どのようなデメリットがあるのでしょうか。
企業主導型保育施設には運営する企業、保育施設、保育士それぞれのメリットデメリットがありますが、こちらでは前回に引き続き保育士のデメリットをご紹介します。

■独自の保育サービスが負担になる

企業主導型保育施設は独自の保育サービスや行事を行うことが可能です。
ただし、その独自のサービスに携わる保育士の負担は大きくなりがち。
保護者のニーズに応えるために開所された園施設なので、とても力を入れている運営側もいます。
例えば、子どもだけでなく、大人の夕食も提供する、布団カバーはもちろん、エプロンや口拭き、手ふきタオルも施設で選択するなどは公立の園ではまず見られないサービスです。
また、保護者向けの育児の講演会を開いたり、ブログで保育の様子を知らせるといったサービスも見られます。
こういったサービスを行っている場合、保育士は通常保育に加えてそのサービスに関わる何らかの仕事を行わなければいけません。
子どもが好きだから、で片付けられる内容ではないので、負担に感じる方は多いでしょう。

■小規模で職員の数が少ないと人間関係が厳しい

企業主導型保育施設は、演じて委員19名以下の小規模施設が数多くあります。
そういった施設の場合、保育スタッフの人数は少ないものです。
女性が多い職場ですから、職員間で気が合う間柄であれば、とても働きやすい職場になるでしょう。
しかし、苦手な人がいる場合、職員が少ないので、どうしてもその苦手な人と一緒に仕事をする確率が高くなります。
一つのフロアでずっと過ごす小規模施設。クラス分けができないので、苦手な人とも顔を合わせる機会が多いでしょう。
人間関係が良い感じであれば問題ありませんが、小規模ゆえに人間関係の逃げ場がないという状況に陥りかねません。
逃げ場がないと保育士にとっては気が重いまま日々登園することになります。

■乳児保育のみの場合保育が単調になる

企業主導型保育施設には乳児のみの施設もあります。
小規模で乳児のみの園に転職した場合、やりがいが感じられない場合があります。
0歳〜2歳児のみなので、毎日が「食事」「睡眠」「排泄」「自由遊び」の繰り返しで、単調になってしまうのです。
保育士は乳児の身の回りの世話を中心に保育することになりますが、やり感じられないと思うこともあるでしょう。
小規模で職員の人数が少なければ、保育の運営に関して保育の一連の流れは何でもできるようになっても、「行事経験が積めない」「毎日が単調でメリハリがない」と物足りなく感じる方も。
運動会や発表会などの大きな行事がないため、他の園施設と比べると勤務は楽かもしれません。
企業主導型保育施設の中には乳児のみではなく、幼児を受け入れている定員数の多い園施設もあります。
乳児のみでなければ、運動会や発表会も行われているので経験の幅を広げたいと考えている保育士には適しているのではないでしょうか。

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