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ICT化のメリット

2019.7.19 保育システムについて
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保育現場のICT化についてお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。保育士は仕事量が多く残業時間が多いと言われています。保育士は子どもと関わるだけではなく、事務作業、保護者対応など仕事が多岐にわたります。そんな忙しい保育士のために業務削減を目指し、保育現場の人員確保を目的としたのがICTの導入です。 今回はICTを取り入れたメリットについてご紹介します。

ICTとはどんなもの?

「ICT」は、information and Communication Technologyの略で「情報通信技術」という意味です。実際の機能はパソコンやスマホを利用した業務支援です。厚生労働省が保育園のICT導入の推進をしており、仕事量が多い保育士の負担を減らそうと推進しています。

ICT化のメリット

ICTの搭載されている機能についてメリットをご紹介します。

1)登校園管理が楽になる ICT機能の一つに「登校園管理システム」があります。パソコンやタブレットで園児の登校園を管理します。タッチパネルやICカードを使って保護者が操作することで、登校園の時間が自動入力されます。紙に記録する作業がなくなり、朝の混雑を軽減できます。

2)保育日誌や指導案作成の手間削減 パソコンやタブレットを使って日誌や指導案計画が作成できます。印刷する工程が必要ないため、手間や紙の削減にもなりますし、前回のデータを参照したり豊富な文例を使用することが出来るので時間短縮になります。端末管理のため、書類がかさばることもなく、ファイルを出し入れする必要もありません。

3)保護者との連絡がスムースになる 朝の忙しい時間帯は、子どもを受け入れしながら欠席の電話対応をしなければなりませんでした。ICTシステムを導入することで、メールで欠席や遅刻の管理をすることが出来ます。またおたよりは保護者の連絡機能で一斉送信ができるため入力も簡単です。チャット機能で保護者とのコミュニケーションも出来るため、連絡帳機能としても使えます。

4)延長保育料の計算が簡単 保育の基本時間を設定しておくと、登校園システムで得た情報を元に延長保育料を自動計算することが可能です。

5)園児台帳が一目で確認できる 園児の名前や住所、アレルギー、病気の有無などを登録できます。園児台帳を見るときはタブレットからアクセスし観覧できます。

6)写真販売が簡単に 従来の写真販売は、園内の写真掲示、注文用紙と料金の回収、写真屋への注文、出来上がったら個別に渡すなど多くの作業を必要としていました。ICTを使うとパソコンに写真をアップロードしていただくだけです。保護者自身がスマホを使って写真を購入するので保育士の負担は軽減されますし、保護者も現金を用意する手間が減ります。

 

ICTは慣れるまでは少々時間がかかることもあるかもしれません。しかし、長期的にみると業務の負担が見込めるのでとても画期的です。 時間が削減できた分を子ども達の保育を深めたり、プライベートを充実させるために使ってみてはいかがでしょうか。

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