赤ちゃんうつぶせ寝検知アプリ|保育システムNavi

赤ちゃんうつぶせ寝検知アプリ

2020.12.11 保育システムについて 機能
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乳幼児突然死症候群(SIDS)。
うつぶせ寝状態の時に発症確率が高まることが研究で明らかになっています。
厚生労働省も1歳になるまであおむけに寝かせることを推奨しており、以前からICTシステムでも赤ちゃんの寝返りなどをカメラで検知するシステムが配信されています。
2020年5月には「赤ちゃんうつぶせ寝検知アプリ」がリリースされました。
この度バージョンアップされ、1人の赤ちゃんだけ見守れていたアプリが最大8人の赤ちゃんを見守ることができるようになったと発表されています。

■ICT化で防ぐ乳幼児突然死症候群(SIDS)

保育施設での午睡チェックは主にSIDSを防ぐために行われています。5分ごとのチェックは一般的で、保育士の負担は大きいものとなっていました。
寝返りをチェックするお昼寝シートやセンサー、カメラで検知する機能、そしてAIでチェックするアプリなど保育士の負担軽減を目的に開発されています。
事故防止(うつぶせ寝)」でもお伝えしているとおり、保育施設での死亡事故の多くが午睡中に起きています。
こうしたICT化でうつぶせ寝を防ぐことが子どもたちの命を守ることにつながるのです。

■赤ちゃんうつぶせ寝検知アプリ

赤ちゃんうつぶせ寝検知アプリはカメラ画像から受け取った情報を人工知能(AI)が解析して赤ちゃんのうつぶせ寝を検知するサービスです。
赤ちゃんの睡眠姿勢を判定して、あおむけか、横向きか、うつぶせかを正常なら緑、注意なら黄色、危険なら赤でLINEやパソコンのメールに通知します。
その通知を保育スタッフが確認して事故を未然に防ぐシステムです。

■赤ちゃんうつぶせ寝検知アプリ特徴

●複数の赤ちゃんを同時に見守る
現在のバージョンは赤ちゃんひとりを見守る仕様になっていました。
今回画像認識AIの性能向上によって、最大8人の赤ちゃんを見守ることができる仕様にバージョンアップしています。
●特別な機器は不要
カメラ画像から画像認識AIが検知、通知するためセンサーなどの特別な機器は必要ありません。
システムをインストールしたり、解析した情報を通知したりするためのネット環境の整ったパソコンとスマホがあればOKです。
●プライバシーに配慮
画像データはシステムのサーバに送ることはありません。
画像流出などの個人情報保護の観点からも安心してシステムを利用することが可能です。

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