園内のシステムも吟味できる派遣保育士という働き方|保育システムNavi

園内のシステムも吟味できる派遣保育士という働き方

2022.7.1 保育お役立ちコラム

保育士の中でも派遣保育士と言う働き方があるのご存知でしょうか。
派遣保育士は勤務時間に都合つきやすい働き方ができます。そのため結婚や出産を機に職を離れる方長時間勤務ができないと言う方に向いている働き方と言えるでしょう。
こちらでは派遣保育士の働き方、その特徴やメリットについてご紹介します。

派遣保育士の特徴

派遣保育士の1番の特徴は直接雇用契約を保育園や保育施設と結ぶのではなく、派遣元の会社と契約することになることです。
派遣元である人材紹介会社が雇用していることになるので、給与の支払いや社会保険福利厚生の規定なども派遣会社に準ずることになります。
保育施設が保育士が必要になったときに派遣料を支払って人材派遣会社から派遣してもらうのが派遣保育士なのです。
保育施設は派遣保育士に対して業務上の指示や依頼管理を行うことになっています。
今ご紹介した派遣保育士の働き方は
一般的な登録型派遣のことです。
同じ保育施設での勤務期間は原則3年までと定められています。
このほかにも将来的に保育施設で正規雇用を前提とした紹介予定派遣などがあります。

派遣保育士のメリット

●時給が高い傾向にある
派遣元で実際に働く保育施設がお給料を支払うわけではなく雇用関係を結んでいるのは派遣会社のため、直接雇用より時給が高くなる傾向にあります。

●残業や持ち帰りが少ない
まず正社員と違って書類作業などの業務を任される事はあまりありません。勤務時間も契約で定められているため残業や持ち帰り仕事が少ないのです。
時間に都合つけやすいのは派遣保育士ならではのメリットと言えるでしょう。

●人間関係のトラブルを避けやすい
長くても3年間までと勤務期間が決まっているため人間関係に深入りする必要がありません。
仮に何らかの人間関係のトラブルが発生したとしても派遣元に相談できるアドバイザーがいるため解決しやすいでしょう。

派遣保育士のデメリット

●キャリアアップには向いていない
正社員や直接雇用のパートと違い、企画・改善などの提案をしたり、責任をともなう大きな業務を任されたりする立場にありません。
業務内容もほぼ変わらないので昇給も期待できないでしょう。キャリアアップを目指すには向いていません。

●雇用が安定していない
同じ保育施設には最長3年と任期が定められているため長く同じ保育園にいられないのはデメリットともいえます。
また、保育施設の意向によって更新のタイミングで契約終了と言う結果になる可能性もあり雇用が不安定です。

いかがでしょうか。
働き方の多様性から生まれた派遣保育士ですが時間の都合つきやすい働き方ができるためさまざまなメリットがあります。
3年間と言う定めによってさまざまな保育園で働いてそれぞれの保育園の保育や業務のシステムを知ることができることもメリットといえます。
ICTシステム導入していどのように活用しているか、保育施設ごとのやり方を知ることで改めて常勤で保育士として働きたいと考えたときに選択肢を絞ることができるでしょう。

PAGE
TOP