慣らし保育で泣く子どもはどうしたらいい?|保育システムNavi

慣らし保育で泣く子どもはどうしたらいい?

2019.4.12 保育お役立ちコラム
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4月から新しい環境に保護者も子どもも不安を多少なりとも感じているのではないでしょうか。保育園で行われる慣らし保育では子どもの性格やペースに合わせて保育していきます。
園の方針にもよりますが、初めは2時間、お昼まで、みんなとお昼を食べる、そして最後は午睡をしてお迎えまでと少しずつ環境に慣れることができるよう保育士も子どもたちに寄り添います。

しかし、初めての慣らし保育で子どもたちは大号泣!
保護者の方も泣いているわが子を見て、後ろ髪ひかれる思いになると思います。
子どもたちは何故、大号泣してしまうのでしょうか。

■保護者に置いて行かれたと思ったから

今まで保護者と離れた経験がほとんどない子どもにとって、知らない場所に置いて行かれたと思って不安で泣いてしまいます。ここで保護者の方もなかなか離れることができなかったり、不安な表情を見せると子どももよけいに不安に思ってしまいます。
「楽しんできてね」という言葉がけとともに、ハイタッチするなどして快く送り出してあげてください。
保育士も「これが終わったらお迎えくるからね」「あと少しでお迎えくるよ」など子どもに何度も伝えて子どもに寄り添ってあげることが大切です。

■知らない場所に戸惑っているから

初めての場所、初めて出会う大人や同世代の子ども達に警戒してしまって泣いてしまいます。保育士が笑顔で話しかけても子どもにとっては怖い場合もあります。
慣れるまでの間は、1人の保育士がその子の担当となり優しく話しかけたり、スキンシップを心がけ、子どもが心を開いてくれるよう働きかけます。保護者の方も家で好きな遊びやお気に入りのおもちゃがあれば保育士に伝えてみてください。
保育士も「ママ(パパ)から聞いたよ。一緒に遊ぼう」と好きなおもちゃで遊びに誘って、子どもがなるべくお家と同じような過ごし方ができるよう働きかけます。
環境に慣れてきたら、同世代のお友達と一緒に遊べるように声をかけたり、遊びを提案して一緒に過ごせるようにしていきます。

初めての経験や環境にドキドキの新学期ですが、約1ヵ月ほどすれば
楽しく保育園に通えるようになってきます。
子どもが毎日楽しく過ごせるようになれば、出来ることがぐっと増えてその成長に感動したり、保育園でのことを話してくれるようになりますよ。

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