保育の質向上とICT化|保育システムNavi

保育の質向上とICT化

2021.4.2 保育お役立ちコラム
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保護者が保育園を選ぶ際、一番重要視するのはアクセスのしやすさになりますが、保育の質や保育士の配置に余裕があるかもチェックされています。
選ばれる保育園になるためにも在園児の安心安全のためにも保育の質向上は重要です。
保育の質工場とは環境整備だけではありません。ICTシステムの導入や保育士の労働環境の改善などさまざまな視点から考えることが大切です。
こちらでは保育の質の概念や 取り組みについてご紹介しましょう。

保育の質の概念

保育の質とは、「子どもたちが心身ともに満たされ、 豊かに生きていくことを支える環境や経験」(厚生労働省「保育所等における保育の質の確保・向上に係る関連資料」)とされています。
一元的に定義することはできないとされていますが、未来を担うこどもたちの成長を支える大切な要素が保育の質の向上に含まれていることがわかります。

質の高い保育を目指すには、実際に保育現場の状況を把握し、明確にどのような取り組みが必要なのかを割り出すことが重要でしょう。
子どもたちが安心安全に過ごせる環境整備意外にも、その成長を見守る保育士の労働環境の改善、ICT化による業務効率化が有効です。

保育の質向上のためのICT化

政府の推奨や補助金もあり、自治体をあげてICTシステムを導入する保育施設は増加しています。
ICTシステムは保育士の業務効率化によって子どもたちに関わる時間を増やし、保育の質を向上させる目的で導入されています。

園児の情報管理や職員間の連絡共有だけでなく、保護者へのお知らせ機能もあります。
PCやタブレット、スマホのアプリを活用して保育士が手作業で行っていた事務作業が簡略化され、空いた時間を保育活動に当てられるのです。
保護者との連絡もメールやメッセージのやりとりでできるため、保護者への連絡が漏れたり、保育士間の情報共有ができていなかったりということもなく、連携しやすいことから人間関係も円滑になることが期待できます。
保護者や上司・同僚保育スタッフとの人間関係で離職してしまう保育士も多いため、人間関係が円滑になると保育士の精神的な負担も軽減できるでしょう。

精神的に余裕が生まれると、さらなるスキルアップや保育の質向上につながります。
保護者に選ばれ、未就学児の間在園してもらうためにもICTシステムの導入は不可欠と言えるでしょう。

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