新設保育園で働くメリット・デメリット|保育システムNavi

新設保育園で働くメリット・デメリット

2020.1.10 保育お役立ちコラム

気持ちも心もリフレッシュできる新設の保育園。就活や転職をお考えの方も視野に入れているのではないでしょうか。今回は、新設保育園のメリット・デメリットについてご紹介します。

■新設保育園で働くメリット

●良好な人間関係
最大のメリットとしては、人間関係を一から構築できることです。保育園では女性が多く働いていることから人間関係が難しいと言われる職場も多々あります。保育園を長く運営していると、働く先生も様々な世代がおり複雑な人間関係が出来上がっているところもあります。しかし、新設保育園ではそれがないため複雑な人間関係が出来上がった状態のところに溶け込んでいく大変さの比ではないでしょう。
●保護者の理解が大きい
保護者も同じで歴史がある保育園となると先生に対する目も厳しくなります。保護者との信頼関係をつくることも大変なことの一つです。しかし、新設の場合は保育園独自のカラーが定まっていないため協力も多く得られる可能性が高くあります。
●キャリアを積める
保育士としてキャリアを積みたい方にも新設保育園はおすすめです。新しくできたばかりの保育園だと一から全てをつくりあげていかなければならない大変さもありますが、一緒に働く先生たちは同期のような存在です。重要な仕事を任せてもらえることもたくさんあるため、様々な経験を積むことができます。

■新設保育園で働くデメリット

新設保育園で働くことのメリットについてご紹介しましたが、人によってはデメリットと感じてしまうこともあるでしょう。
●運しだいの人間関係
メリットでは人間関係が良好とお伝えしました。一から保育園をつくりあげていくことは団結力も高まります。しかし、これまで働いてきた保育士という存在がいないということは就職する際の園の人間関係の雰囲気は見て決めることはできないということです。集まった保育士の中で年功序列的に新しくヒエラルキーが形成されることになります。
ということは歳上の保育士の方針や態度によってこれからの人間関係が左右される可能性があります。良い上司であればよいですが、どんな保育士が上司になるか働き始めるまでわかりません。
●多忙
一から全てを作り上げていける満足感はありますが、多忙を極めることは多いでしょう。何せ今まで作り上げたものがないため飾り付けやお手紙など前年度作ったものを使いまわすということができないため、すべて作る必要があります。

 

新設保育園についてメリットとデメリットについてご紹介しました。全体的な待機児童の問題から保育士のなり手を増やすために給与を増やしたり、住宅支援制度で住宅手当や家賃補助などの政策によってバックアップをしているところも増えています。そして、その保育士が活躍できる場所を増やすために新設の保育園が増えているのです。
たくさんの優良な人材を確保するために新設保育園は給与も高く、住宅手当て、家賃補助が付くところがたくさんあります。保育専門の転職エージェントサイトで探してみてはいかがでしょうか。

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