防ごう!子どもの運動不足|保育システムNavi

防ごう!子どもの運動不足

2025.9.25 保育お役立ちコラム
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現代の子どもたちは、テレビやゲーム、スマホ操作に時間を費やすことが増えており、屋内で過ごす時間が長くなっています。運動不足は、体力や健康に悪影響を与えるだけでなく、成長期の子どもにとって大きな問題。
保育士として、子どもたちが十分に体を動かす機会を作り、運動の楽しさを教えることが、健全な成長を支えるために非常に重要です。

運動が子どもに与える重要な影響

運動は身体的な成長に加え、心の発達にも大きな影響を与えます。

体力・筋力の向上
運動をすることで、筋肉や骨が強化され、体力がつきます。特に、骨密度を高めるためには運動が不可欠です。

健康の維持
体を動かすことで血行が良くなり、心臓や肺の機能も強化され、免疫力も向上します。運動は風邪や病気にかかりにくくなる効果もあります。

協調性や社会性の向上
チームスポーツや集団での遊びは、協調性やコミュニケーション力を育む良い機会です。みんなで一緒に活動する楽しさを学ぶことができます。

保育士ができる運動不足防止の取り組み

保育士として、子どもたちに運動を取り入れるための工夫が大切です。運動の機会を増やし、楽しさを伝えることで、自然に体を動かす習慣をつけることができます。

屋外活動を積極的に取り入れる

散歩や遠足
子どもたちと一緒に公園や近くの自然を散歩することで、楽しく運動ができます。自然に触れることで心もリフレッシュされ、体を動かすことが楽しいと感じてもらえます。

園庭での遊び
園庭にある遊具を使って、登ったり滑ったりすることで、全身を使った運動ができます。子どもたちは遊びながら体力をつけることができ、運動不足を防ぐことができます。

室内でできる運動

体操やダンス
音楽に合わせて簡単な体操やダンスを行うと、子どもたちは楽しく体を動かすことができます。リズム感や柔軟性を養うだけでなく、協調性や集中力も育めます。

かけっこやボール遊び
室内でもスペースを工夫すれば、かけっこやボールを使った遊びを楽しむことができます。特にボール遊びは、手や足を使って運動能力を高めることができるので、積極的に取り入れたいアクティビティです。

日常生活での運動習慣をサポート

運動は特別な時間だけでなく、日常生活の中で自然に取り入れることができます。保育士として、日常的に運動を意識的に促すことが大切です。

階段を使う
エレベーターではなく階段を使うことで、子どもたちは足腰を鍛えることができます。少しの工夫で体を動かす機会を増やすことができます。

外遊びの時間を作る
保育園内でも外に出て遊ぶ時間を増やすことが大切です。晴れた日には外に出て、自由に走り回ったり、遊具で遊んだりすることで運動不足を防ぎます。

家庭との連携
家庭でも運動時間を大切にしてもらえるよう、保護者にも外遊びや散歩の重要性を伝えましょう。保育士としてのサポートが家庭でも活かされるようになります。

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